口から食べる幸せを守る家族会
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口から「おいしい」と味わう幸せを支えたい – クロワッサン特大号

食べる幸せをしっかりと認識してほしいこと、食べられないと言われても諦めないで

昨日福島県中保健福祉事務所のHPに下記ページがアップされました。
公に行政が食べる支援をしっかりと具体的方法を提示したのは画期的です。
今後、浜松もモデル事業として計画されていますので、行政主導での食べる支援が具体的に広がっていく可能性があります。
将来的には、相談窓口を開設してほしいと思っています。

摂食嚥下連絡票について – 福島県ホームページ

クロワッサンに掲載させていただきましたので皆様にもご紹介させていただきます。
一般人にも「食べる幸せをしっかりと認識してほしいこと、食べられないと言われても諦めないで」のメッセージを込めていただきました。

いったん胃ろうになっても命ある限り、口から「おいしい」と味わう幸せを支えたい

小山珠美(看護師)

世話人副代表, NPO法人口から食べる幸せを守る会®理事長, JA神奈川県厚生連伊勢原協同病院

口から食べることは生命を育む根幹であり、人間が幸せに生きるための基本的な権利です。しかし、現況の医療や福祉の現場では、口から食べたい願いが叶わず、点滴や胃ろう栄養のみという方々が大勢いらっしゃいます。この現状をなんとかしたいという思いで、看護師として実務や啓発活動を行ってきましたが、救いの手を求めている患者さんやご家族への支援がまだまだ足りません。そこで、NPO法人「口から食べる幸せを守る会」を有志で立ち上げ、直接的な医療活動を継続していくだけでなく、幅広く社会貢献したいという考えに至りました。私たちは、口から食べることの大切さについての普及・啓発活動に加えて、よりクオリティーの高い食支援ができる人材育成を図ります。そして、保健・医療・福祉関係者、当事者・ご家族、行政、一般企業の方々と有機的なネットワーク構築を拡充し、「口から食べて幸せに暮らせる優しい社会」になるよう力を注ぎたいと考えています。

2コメント

  • 食欲旺盛だった94歳の母がデイサービス迎え時の転倒、打撲から、低酸素、入院し、一時は良かったのですが、食欲がなくなり、数口しか食べなくなりました。年末から点滴を二週間ほどしていましたが、針も入りにくくなり、ストレスになるから、やめて様子をみる、と言うことで約1週間。
    市立総合病院で、今日からインフルエンザの警戒で家族も面会できなくなりました。会えないだけに心配ばかりですが、会話もできていたのに、毎食数口で弱っていくのでは、と心配ばかりです。
    数口でもうお腹いっぱい、という。どうしたらよいのでしょう。
    回復期リハビリ病院で面談もすみ、転院の連絡を待っている状態ではあります。

    • インフルエンザによる面会制限で心配が募るお気持ち痛いほどにわかります。
      私の父は老健に入所中です。同じく面会制限で状況がわからないのが不安なため、ネットワークカメラを設置しました。病室内がスマホで見られ会話もできる見守りカメラ(インターネット接続が必要)です。
      気休め程度ですが、顔が見える分、少しだけ安心できるようになりました。

      食べることについては、以下の相談窓口から問い合わせされることをお勧めします。
      口から食べる幸せを守る会の世話人の方々からアドバイスをいただけます。
      世話人の皆様は様々な分野の専門家で医療職です。

      NPO法人口から食べる幸せを守る会 摂食嚥下に関する相談窓口

      私は相談して大変救われました。
      清水様の不安が少しでも和らぐことを祈っています。

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