口から食べる幸せを守る家族会
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生きること、食べること、話すことを共に味わって行くのは、やはり家庭から

妹と出した結論は「どうせなら家で看取りたい。」小山先生のテキストを拝見しながら四苦八苦、口にする食べ物の内容や体勢を変化させていきました。

高齢の母では受入る施設や病院も限られる

私の母は昨年末、中右脳閉塞症で緊急入院、手術後に脳の左側の運動分野が壊死した為、現在でも左側に麻痺が残っております。(倒れる3年前に突然歩けなくなり、現在も車椅子生活で過ごしております。)

2019年12/4に前述の閉塞症を発症し1/29まで入院。相談員や医師からは、リハビリ病院かその他の施設等を勧められましたが、高齢の母では受入る施設や病院も限られ、その上、経鼻経管ではリハビリでなく一般病棟でのリハビリで、個室料月30万プラス医療費などなど…、しかも空きが直ぐには無い状況でした。

既に2ケ月余りの病院生活では96歳の母は鬱症状さえ出て来ておりましたので、これ以上の入院生活は無理だと考えました。

どうせなら家で看取りたい

そして妹と私が出した結論は、どうせなら家で看取りたい、でも元気な内はデイサービスにも通わせたいという願いの下ケアマネジャーと何度か相談し、病院側の反対意見もございましたが、勇気を以って家庭とデイサービスでの経鼻経管での栄養剤と日々の見守りでスタートしたのが1/30です。(デイサービスでも経鼻経管で受入をしてくれるところも少ないですが、僅かでもございます。)

少しずつ普通の食事が摂れる様になって来た

栄養剤と水分補給を鼻から入れ、徐々に家では口からの訓練を小山先生のテキストを拝見しながら四苦八苦自分達で口にする食べ物の内容や体勢を変化させていきました。口からの訓練は家庭で昼だけでしたが、ゼリー、ムース、ミキサーと上げて行き、するめイカを使って食べる訓練をして行き、ある日突然少しずつ普通の食事が摂れる様になって来た為、訪問医に相談しチューブを抜いて頂いたのが4/28で、現在では朝、昼、夕と3食口から食べております。

高次脳機能障害や認知機能が低下した人へのアプローチも含めた食事介助スキルも写真豊富に解説。

勿論、飲み込みには充分注意しております。時折むせてはおりますが、飲み込み出来ないと思ったら、直ちに口腔ケアスポンジで出したり、小型吸引器で取り除きます。生きること、食べること、話すこと色々なことを共に味わって行くのは、やはり家庭からと思いました。

ただし、歯科医、訪問医、ケアマネージャー、デイサービス、そして多くの「口から食べる幸せをサポートする会」の皆様の参考意見やこんなにも多くの人が求めて止まない希望があるという気持ちが支えとなりました。中々自分達だけではここまで来れませんでした。

残された人生を少しでも楽しく生きてもらいたい

世間には、きっと同じ悩みを持っていても誰に相談して良いのか、また医師や言語聴覚士(ST)の専門家の意見しか選択肢が無いのか等々の疑問を持ちながらも已む無くそういった選択をされ、それが正しいと信じている方も多いと思います。

母は現在も全く問題ない訳でもありませんが(水分を摂るという点で、急性病院の入院生活中、元々アルツハイマーでしたが扱い方が荒かったせいでしょうか?)── 少し頭が壊れてしまった感じで、飲むという行為を忘れてしまっており、現在、その解決方法で色々と学習中です。ただ、調子が良い時はごくごく飲んでくれております。

量が少ない為、便秘に悩み、医者に相談すると決まって、「また、経鼻経管に戻すしかないね…」
── それはないでしょう…だって口から食べているのに…と世間一般の医師の安易な考えには辟易しております。

といった具合で、現在も残された人生を少しでも楽しく生きてもらう為健闘中です。

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Yoshiko

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