最終時期に入っていると言われる
家族会のメールで助けていただいた一人です。
母(86歳認知症)は昨年の夏に脱水で入院し中々意識も戻らず主治医には高齢であり認知もあることから、最終時期に入っているのではと言われました。
経口摂取はなく点滴でした。体力がないとリハビリもできないと思い主治医に経鼻経管栄養を依頼し実施。
その後1か月たち療養病棟か施設か行先を決めて退院を言われる。意識はイマイチでしたが、私は自宅に帰りたかった(本人の意思はわからない)。
胃瘻をすすめられ悩む
経鼻では自宅は難しいといわれ胃瘻をすすめられました。高齢でありしかも認知があるので先の事を考えるととても悩みました。
このまま病院にいるのは嫌でしたから「二つ目の口ができる」と良いように考えて実施にふみきりました。
口から食べることをあきらめない
もちろん、口から食べることはあきらめていません。
昨年入院中に小山先生の会を知り奈良の講習会に参加、そこで竹市先生(KTSM実技認定者)にお願いして診ていただきました。
「認知からの影響が強いが本人のスイッチが入れば食べれるかな」ということでした。
その言葉は私に希望を持たせました。
スイッチが入れば食べれる
退院時は口からはお愉しみ程度といわれましたが、竹市先生の「スイッチが入れば食べれる」を支えに、毎日夕方1食作ります。
ムラはありますが好きなウナギ、コロッケ、スイカもおいしいと食べます。一人歩行はできませんがリハビリもして、意思疎通もできます。
もちろん口からだけでは栄養も足りませんが胃瘻と併用できてよかったと思っています。
家族会のメールで知った、芦屋シェフのスープやソフト食を取り寄せ食べてもらおうかと思っているところです。
ほんとにこの会に巡り合えてよかったと思います。
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